平成17年2月現代まちづくり塾
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★★2月度「現代まちづくり塾」(第25回)報告★★
日時:2005年2月19(土)13:30〜16:45
場所:文京区民センター2F−B会議室)

■田村明「現代都市・まちづくり講座」
−都市の過去・現在・未来−

第一部都市の原理(T〜Yまで予定)
T都市の発生とその意味−都市文明を問う(修了)
U世界の都市とその興亡−都市文明の歴史−比較都市論

−人間はどのような都市をつくったか−
(2004/2/20〜12回シリーズ予定−その10回目)

テーマ:10.アフリカの都市
講師:田村明氏(地域政策プランナー)
田村先生は、先週スーダン共和国、エリトリア国等アフリカから日本に戻りました。

参加者:14名
●アフリカの地理構造
4つの海−地中海、インド洋、紅海、大西洋に囲まれ、北にはサハラ砂漠(昔は草原)があり、大地溝帯に沿って、ナイル川、ニジェル川、ザイール川、ザンベジ川などがある。

●サハラ以南のアフリカ
アフリカは人類発祥の地で祖先を辿るとアフリカに行き着く。
宗教は、コプト教のキリスト教、欧米のキリスト教、イスラム教がある。
NTU(普遍的なエネルギー)にはムントゥー、キントゥー、バントゥー、クントゥーという形があり、生態系を重視した生活をし、人間は言葉を持って人間となる。

●都市成立の条件
文明は文字より芸術で゛タッシリナジェールという約8000年前の岩絵が残っている。王国は階級的なものと平等なものがあった。交易はサハラ砂漠を越えた交易路で行われ、物資は金、銀、塩、象牙、奴隷などだった。奴隷は西欧が交易を始める前から存在した。

●文明
けっして暗黒大陸などではなく文明を持っていた。ナイル川流域では、エジプト第25王朝は黒人の王朝だった。クレオパトラは実はギリシャ人で鼻が高い。
スーダンには黒人王朝クシュのメロエのピラミッドがある。エジプトの影響だと思う。
エチオピアには3000年の歴史のある皇室があり、皇帝が日本に来たことがある。シバの女王とソロモン王の知恵比べの話は有名。また土で建造物をつくっており、岩窟を十字架にくりぬいた教会がある。交易はナイル川には瀑布があって交通が遮断されているので、他のルートも使われた。
ガーナ王国は塩と金をつくっていた。マリ王国はマンサ・ムーサという王様がいてイスラム教に改宗してメッカに金を持っていった。そのためトウンブクトウという黄金の都があると有名になった。ジェンネには土のモスクがある。
ジンバブエ(石の家)には神殿の遺跡があって階層社会だった。

●アフリカの都市
アフリカの都市は芸術的とも言えるし、大地に帰る土の都市だったとも言えるし体全体がリズムでできている。世界の大きな流れのひとつになるのではないか。
アフリカと言っても広いので全体を見たわけではないが、その文明はある面では西欧人以上のものを持っていたのではないか。また乱獲をしないで生態系に帰るという生活からこれからの文明とも言える。

●会場から
・都市の形態はあるのか。
→土の家などだが、もちろん都市の形態は整えている。
・自然を奪い合うことはなかったのか。
→棲み分けをしていたのではないか。
・人類発祥の地ならばなぜ人間は黒人にならなかったのか。
→人類は交配可能なひとつの種である。
・アフリカに初めて行くにはどこがお勧めか。
→何を見るかによるが、リビアあたりから行ってはいかが。
・アフリカにも遺跡を残すような価値観はあるのか。
→残っていたのだからあったのではないか。
続く(クリック)!


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